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2019/08/13「はじめて犬を飼う」という事

 

SPAで里親さんになっていただいたご家族の中には、初めて犬を飼う方も多くいらっしゃいます。

 

初めてのペットを、ペットショップで売られている仔犬などではなく、保護された子たちを選んでくださる方が増えてきて大変嬉しく思います。

今回はそんな、「はじめて犬を飼う」という方に向け、犬を飼い始めたらするべき事をお話していきたいと思います!

 

 

 

 

 

#準備しておくもの

 

 

はじめて犬を飼う時、何を準備したら良いのでしょうか?

まずは、実際にわんちゃんをお家に迎え入れた時の事をイメージしてみましょう。

迎え入れる際の移動手段や、病院に連れて行く際などに活躍するのが「ペットキャリー(クレート)」です。

タイプや形状も様々にありますが、わんちゃんの体の大きさに合わせて、大きすぎず小さすぎずのものを選びましょう。

お留守番の際や寝る時などにわんちゃんを入れておく「サークル(ケージ)」も必要になってきます。中にはお家で完全にフリーで生活させている飼い主さんもいらっしゃるようですが、基本的にお留守番があるお家は「サークル(ケージ)」を用意した方が良いかと思います。特に仔犬のうちはイタズラ防止や誤飲防止など、万が一の事故を防ぐ事につながります。

先にお伝えした「ペットキャリー(クレート)」を「サークル(ケージ)」の中に設置してあげる事で、わんちゃんのお家代わりにも使えます。

また、わんちゃんも人間と同じく、寝る時はソファやベッド、ふかふかした場所を好みます。

クレートやサークルの中に入れたり、わんちゃんのお昼寝スペースを作ってあげたい時に置いてあげると良いと思います。

犬用のベッドや毛布などには夏向きの物と冬向きの物があるので注意しましょう。

 

 

 

 

また、最低限揃えておくべき物が、「ごはん(フード)」です。

お家に迎え入れるのが仔犬や仔猫ならば幼犬、幼猫用のフード、成犬、成猫ならば成犬用、成猫用のフードを用意しましょう。最近では、フードの種類もたくさんあり、どんな物を与えれば良いのか迷うところではありますが、出来るだけ余分な添加物が入っていない物を選びましょう。

また、フードによって1日の給餌量が異なります。フードのパッケージの裏に体重ごとの給餌量が記載されているので、食事の回数によって計って与えると良いでしょう。

また、与えすぎても与えなさすぎてもいけません。体重の変化を記録しておくと太りすぎたり、痩せすぎたりしてしまうのを防ぐ事ができると思います。

併せてごはんやお水を与えるための器も必要になってきます。

お水入れは器タイプでも良いですが、長時間お留守番させる事があるお家は自動給水機を使うと便利です。

 

 

 

 

室内飼いで必需品になるのが「ペットシーツ」です。

猫ちゃんは猫用トイレがあればそこで排泄できるので、トイレの形状によって「ペットシーツ」が必要な場合とそうでない場合があります。

室内飼いのわんちゃんには必須で、特に子犬のうちはたくさん使うと思います。厚手の物や大きい物など、種類はたくさんありますが、薄手でたくさん入っている安い物で問題ないかと思います。スーパーやドラッグストアなどでも購入する事ができます。

ペットシーツがズレないようにするためのマットなども販売されています。

 

 

 

 

「うんち袋」も必須ですね。

使用済みのペットシーツやウンチを捨てる際は、ポリ袋に入れてから捨てるのが良いでしょう。

少々お値段は上がりますが、臭いが漏れない袋などもあります。

それでも臭いが気になる時は、、防臭ゴミ箱が活躍します。赤ちゃんのオムツを捨てる用のゴミ箱や生ゴミ用バド、代用できる物はたくさんあります!

 

 

 

 

「おもちゃ」も用意しておきましょう。

様々な種類がありますが、わんちゃんにはボールやロープあたりが良いのではないでしょうか?

わんちゃんの体の大きさに合わせておもちゃのサイズも選びましょう。

体のサイズに比べて小さすぎる物だと誤飲に繋がる可能性もあります。反対に大きすぎても顎に負担がかかってしまったり、そもそも上手に遊べず、せっかく買っても使わないで終わる、なんて事も…

適切なサイズのおもちゃを選んであげると良いでしょう。

 

 

 

 

 

「リード・ハーネス(銅輪)・首輪」も必需品です!

お散歩に出かける時は必ず必要になります。仔犬はワクチンプログラムが終了していないとお散歩させられませんが、抱っこしてお外の空気を吸わせてあげたりする程度なら平気です。

小さいうちから首輪やハーネスを付けられる事に慣れさせておくためにも、用意しておきましょう。

ハーネスには様々な種類が理、どんな物を使うべきか悩んでしまいがちですが、その子に使いやすいタイプの物であれば良いと思います!

首輪も、わんちゃんの体の大きさに合わせた物を使いましょう。

また、お散歩はハーネスで行く事をお勧めします。引っ張りが強い子は首の骨や気管を損傷してしまう恐れもあります。

また、万が一脱走してしまった時の事を考えて、首輪に名前や飼い主の情報がわかるようにしておき、ハーネスでお散歩に出る際も常に着けておくと安心です。

 

 

※ SPAでは、脱走防止の観点から、ハーネスと首輪の “ダブルリード” でのお散歩を行なっております。

「保護犬」の中には、元々飼われていた子もいれば、野良犬やその子などもいます。後者である保護犬たちは怖がりさんな性格の子が多いため、ちょっとした物音や動きのある物にびっくりして、必死にその場所から逃げようとしてしまいます。

そんな時、首輪だけ、ハーネスだけでのお散歩では、万が一すっぽ抜けてしまった時、脱走してしまう危険性があります。

ですが首輪とハーネスの両方でお散歩に出ていれば、両方が同時に万が一どちらかが抜けてしまっても、どちらかは付いたままになり、脱走を防ぐ事ができます。

 

 

 

 

 

#飼育を始めてから必要な事

 

 

犬を飼うのに、必ず行わなければならない飼い主としての“義務”があります。

それは、毎年行なう「ワクチン接種」です。

まず、仔犬は生後2ヶ月ほど(生後60日)まで成長したら、1ヶ月おきに3回の混合ワクチンプログラムが必要になります。

これは、生後2ヶ月〜3ヶ月で、母犬の母乳に含まれる免疫がなくなってしまい、様々な伝染病や感染症のリスクが高まるからです。

3回のワクチンプログラムが終了したら、1年に1回のペースで混合ワクチンの追加接種を行ないましょう。

 

 

また、日本では「狂犬病予防接種」が法律で義務付けられています。

生後90日以上の犬はこれを接種し、国に登録をしなければいけないと決められています。

通常、全ての混合ワクチンプログラムが終了してから4週間後が目安です。

狂犬病予防接種を受けたら、地域の区役所で届を出しましょう。

そして「狂犬病予防接種」は1年に1度、必ず接種しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

最後に。

 

何よりも大切なのは、犬や猫を飼うには「覚悟」が必要だという事。

これから皆さんが家族に迎え入れようとしている犬や猫たちは、みんな「ひとつの命」です。

飼い主さんには最期の時まで、お世話し、面倒を見てあげる義務があります。

途中で投げ出したくなっても、簡単に辞める事はできません。

 

 

そして、常に「危険」が近くに潜んでいるという事も忘れてはいけません。

様々なシュチュエーションで万が一、犬が脱走してしまった時、名前を呼んで戻ってきてくれるとは限りませんよね。

もし遠くまで走って行ってしまったら…

もし道路に飛び出してしまったら…

最悪の場合、事故に繋がりかねません。

 

こうした「最悪の事態」を防ぐためにも、「保護犬」「保護猫」を家族に迎え入れる際は、常にそのリスクと隣り合わせである事を頭の片隅に留めていて欲しいです。

特に、ご家族や環境に慣れてきた頃、首輪でけでお散歩していたり、ちょっとの間だからと扉を開け放していたりと、そんなちょっとした油断が、取り返しのつかない事を引き起こしてしまう事もあるのです。

 

 

 

その「万が一」を防ぐ事ができるのは、他でもなく飼い主さんご自身なのです。

新たに犬や猫を飼いたいと考えていらっしゃる方はぜひ、この“ひとつの命”を守れるのは自分だけなのだとしっかり自覚して、

家族に迎え入れる準備をしていただきたいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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