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2019/08/13「熱中症」に気を付けよう!

 

すっかり気温が高くなり、暖かい日が増えてきましたね。

 

これから夏に向けてさらに暑くなってきますが、そこで気を付けたいのが「熱中症」です。

人間と同じで、ペットも「熱中症」になってしまう事があります。

今回は、ペットの「熱中症」についてお話ししていきたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

「熱中症」とは?

 

「熱中症」とは、度の熱に対し、体が熱を下げられなくなる状態の事です。

41℃を超える高熱になり、多臓器機能障害を引き起こしてしまう事もあります。気温や温度が高い場所での過度な運動、車内に閉じ込められていた、水分補給のできない環境にいた、などが原因になる事が多いようです。

 

 

 

 

 

 

「熱中症」になりやすい時期

 

人間と同じで、ペットも夏場の6〜8月が最も熱中症になりやすいと言われています。

また、わんちゃんはお散歩で屋外に出る事が多い事から、ねこちゃんに比べてわんちゃんの方が熱中症になりやすい事もわかっています。

といっても、ねこちゃんも油断大敵です!

猫ちゃんがお家の中でのお留守番中に「熱中症」になってしまったケースも多くあります。

 

 

 

 

 

 

ペットの「熱中症」、どうやって気付く?

 

ペットの「熱中症」に気付くには、普段とは違うサインを見逃さないようにしてあげましょう。

「熱中症」は、気温や温度が高い日や、日差しが強い日、過度な運動などによって足取りがフラフラしたり、ぐったりする、息が苦しそう、よだれが多い、痙攣を起こす、食欲がなくなる、水を飲まなくなる、下痢や嘔吐、発熱などの症状が見られます。

中でもよく見られるのは、「ぐったりしている」、「フラフラしている」、「普段よりもよだれが多い」、「食欲がない」、「息が苦しそう」といった症状です。

このような様子は、ペットからの「熱中症」のサインだと気付いてあげましょう。

 

 

 

 

 

 

 

「熱中症」になってしまったら?

 

もし、ご自身のペットが「熱中症」になってしまったら、飼い主さんはどうしたら良いのでしょうか?

応急処置として挙げられるのは、とにかく涼しい場所に移動させる、部屋の温度を下げて涼しくする、水分補給をさせる、全身(特に首や脇、後肢の付け根)を冷やす、などです。

ただ、お水を飲ませる事は有効的な方法ではありますが、飼い主さんの呼びかけへの反応が鈍い状態ですと誤飲してしまう恐れもあるため、無理に飲ませるのは返って危険です。

また、飼い主さんご自身での応急処置だけで済ませてしまう方も多いようですが、先にもお話した通り、「熱中症」が原因で多臓器機能障害を引き起こす可能性もあるため、一旦様子が落ち着いたように見えても、実は臓器がダメージを受けていて翌日に急変する事も…

「熱中症」が疑わしい時は、ご自身での応急処置だけで済まさず、きちんと動物病院を受診しましょう。

 

 

 

 

 

 

特に「熱中症」には注意が必要なペット

 

短頭種、子犬や老犬、心臓・肺・咽頭の疾患を患っている子、肥満の子、長毛の子などは「熱中症」のリスクが高まると言われており、よりいっそう注意が必要です。

ねこちゃんはわんちゃんに比べて「熱中症」の件数は少ないですが、やはり涼しい室内環境で過ごさせるのが一番の予防になります。

 

 

 

 

 

 

 

「熱中症」を予防するには?

 

まず、日が高く1日の中で最も気温が高くなる“日中”のお散歩は避けましょう。

お外に出る事がある猫ちゃんは、昼間は外に出さない事をお勧めします。

普段何気なくお散歩で歩いているアスファルトの地面は。50〜60℃にもなります。特にわんちゃんねこちゃんは、私たち人間と比べて地面までの距離が近く、毛皮をまとっています。私たちが体感している温度よりも遥かに暑いです。照り返しの熱には十分注意が必要です。お散歩に出る際は、実際にアスファルトに触れてみて、温度を体感してみてください。

また、車でのお出かけの際は、車内のクーラーの温度は26〜28℃ほどで設定し、通気性の良いキャリーケースを使用しましょう。中に冷感マットなどを敷いて使うのもお勧めです。

気をつけなければいけないのが、車内の置き去り事故です。これは実際に毎年起きている事故で、身近に起こりうる事です。車内の温度は十分いないで警戒レベルに達します。「ほんの少しの間なら大丈夫」という思い込みが、取り返しのつかない事に繋がるかもしれません。常に一緒にいられる場所以外には連れ出すのを控えましょう。

お店の軒先に繋いでおくのも同様にNGです!

 

 

 

 

 

 

家の中でも危険?

 

「熱中症」の半数近くは、実は室内で起きているんです。

お留守番をさせておく時は部屋には必ず26〜28℃くらいでかけておき、もし湿度も調節できる場合は50〜60%に設定しておきましょう。

部屋の中には冷感ベッド(マット)、冷感ではない普通のベッド(マット)の2種類を置き、自由に行き来できるのが理想的です。また、たっぷりの飲み水を用意する事も必須です。

 

 

 

 

 

 

暑さで食欲が無い時はどうしたらいい?

 

人間もペットたちも、年齢を重ねるごとに、夏は食欲が落ちる事が多くなります。そういう場合は、普段と違うフードをあげてみる、ふりかけを使う、栄養補助用のサプリメントやおやつを与えてみるなど、色々と試してみてください。

食欲が低下すると心配になり、ついつい食べられるのなら…と、なんでもあげてしまいそうになりますが、食い付きだけで質を下げたフードをあげたりすると、返って消化不良を起こして胃腸に負担をかけてしまったり、添加物などが肝臓に負担をかけ、その結果食欲が低下する原因になり得る事も。

また、おやつしか食べない時も、与えすぎないように気を付けましょう。

おやつは嗜好性に優れ、栄養価も高いですが、おやつばかりを与えてしまうと栄養が偏ります。おやつをたくさんあげるのは最終手段と考え、まずはなるべくフードを食べてくれるように工夫してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

人間だけでなく、ペットの「熱中症」も、身近に起こり得る怖いもの。

ですが、飼い主さんが気を付けてあげる事で、防ぐ事ができるのです。

これから夏を迎えていくにつれ、さらに暑くなりますが、飼い主さん自身の、そしてペットたちの体調にはくれぐれも注意しましょう!

 

 

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