Society for the Protect to AnimalsSociety for
the Protect to Animals

  1. TOP
  2. INFORMATION 一覧
  3. もっとよく知ろう!「マイクロチップ」のこと

INFORMATION

2019/08/13もっとよく知ろう!「マイクロチップ」のこと

2019年6月12日、動物愛護法の改正案が成立したのをご存知ですか?

その内容は、「マイクロチップの義務化」です。

 

「そもそもマイクロチップって…?」

「聞いたことはあるけどよく知らない…」

「聞いたこともないしわからない…」

 

そんな方も多いのではないでしょうか?

今回は、まだまだ知られていないこの“マイクロチップ”についてご紹介していきたいと思います!

 

 

ではまず、“マイクロチップ”について簡単に紹介していきたいと思います。

 

マイクロチップとは、長さが約8〜12mm、直径2mm程度の円筒形をした言うなれば「電子タグ」です。

アンテナとICチップが内臓されており、外側は体に悪影響を及ぼさないよう生体適合ガラスで覆われています。

ICチップには固有の15桁の数字がデータとして記憶されていて、「マイクロチップリーダー」と呼ばれる専用の読み取り機を使ってデータを読み取ることができるようになっています。

日本獣医師会が動物愛護団体と連携して情報管理しているので、この15桁の番号をデータベースと照合することで飼い主さんの住所や電話番号などを知ることができます。

簡単に言えば、“体に埋め込むタイプの迷子札”のようなものだと思ってください。

 

では、この「マイクロチップ」のメリットなどを詳しく見ていきましょう。

 

 

「マイクロチップ」の主な特徴としては、

 

  • 一般的な首輪などに取り付けるタイプの迷子札とは違い、体に埋め込むタイプのものなので、文字が消えてしまって情報がわからなくなったり、紛失したりするリスクがなくなります。
  • マイクロチップリーダーから発信される電波を利用してデータ電波が発信されるので、電池不要で半永久的に使用することができます。
  • 過度な痛みや負担がかからないため、哺乳類に限らず、鳥類、魚類、カメやヘビなどの爬虫類、カエルなどの両生類など、ほとんどの動物に使用できます。

 

このように、様々な特徴を持つ優れものの「マイクロチップ」ですが、はっきり言ってあまりピンと来ないですよね。

ではもっと私たちの身近なところで役に立つ部分はあるのでしょうか?

 

 

わんちゃんねこちゃんを飼われている方、考えてみてください。

 

突然、地震などの災害にあったり、事故に巻き込まれたり、万が一飼い主と離ればなれになってしまった時

 

首輪に付けていたはずの迷子札をどこかに落としてしまっていたら…

そもそも首輪も付けないうちに迷子になってしまったら…

 

迷子になってしまったわんちゃんねこちゃんは、自分自身で飼い主さんを探す術を持っていません。

探してあげられるのは、やはり私たち人間ですよね。

でも、私たち人間も、何か“手がかり”がなければ、探してあげることが困難になります。

そんな時に役に立つのがこの“マイクロチップ”なんです!

迷子になったわんちゃんねこちゃんが保護された時、全国の動物愛護センターや保健所、動物病院に配備されているマイクロチップリーダーを使ってマイクロチップの情報を読み取ることで、すぐに飼い主さんの情報ににたどり着くことができるんです。

つまり、

万が一迷子になってしまっても、飼い主さんの元に戻って来られる可能性が高くなる

ということ。

これは飼い主様にとっても「安心」につながりますよね。

マイクロチップを装着する1番のメリットはこの点なのではないでしょうか。

 

東日本大震災の際には、ある自治体で保護されたわんちゃんねこちゃんのうち、迷子札や犬鑑札、狂犬病予防注射済票を身につけていた場合は100%飼い主さんが見つかり、迷子札のついていない場合に飼い主さんが見つかったのはわんちゃんが0.5%のみ、ねこちゃんに関しては0%だったそうです。この震災後、改めてマイクロチップの重要性が見直されました。

 

ではこの「マイクロチップ」は一体どうやって装着するのでしょうか?

 

 

マイクロチップの装着は医療行為となりますので、動物病院で獣医さんに行なってもらいます。

専用のインジェクター(注入器)がありますので、それを使って体内に埋め込みます。短時間で埋め込むことができますので体にほとんど負担もかかりませんし、装着時の痛みは普通の予防注射などと同じくらいと言われており、通常は鎮静剤や麻酔薬は特に必要ありません。

装着する場所は動物の種類によって異なりますが、わんちゃんねこちゃんの場合は首の後ろが一般的で、わんちゃんは生後2週齢ねこちゃんは生後4週齢から装着ができると言われています。

一度埋め込んだ場所から、体内で移動することはほとんどありません。

また、飼い主さんの情報の登録方法もとても簡単で、マイクロチップを装着した後に飼い主さんが日本獣医師会宛に「氏名」や「住所」「電話番号」などの情報を記入した申込書を送付するだけで、登録が完了します。

 

 

中には、マイクロチップが発する電磁波によって健康面で支障が出たりしないかなど、健康被害を懸念される飼い主さんもいらっしゃると思います。

ですが、日本獣医師会によると、体内における影響は認められないそうです。

レントゲン撮影やCTスキャンの際にも特に影響はなく、副作用やショック症状などの報告もありません。

また、装着時の痛みを心配される方もいらっしゃると思います。

その際は部分麻酔を使用することも方法の一つですので、獣医さんに相談してみてくださいね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

今後わんちゃんねこちゃんを新たに家族に迎えようと考えている方。

すでに飼われていてマイクロチップが未装着のわんちゃんねこちゃん。

予期せぬところで外に出てしまって迷子になってしまうかもしれません。

これから起こりうる自然災害によって離ればなれになってしまうかもしれません。

そうなってしまった時、たとえ1秒でも早く、大切な家族の一員であるペットが戻って来られるようにするためにも、「マイクロチップ」の装着を前向きに検討してみてはいかがでしょうか?いつか役に立つ時が来るかもしれません。

 

NPO法人SPAでも、「マイクロチップ」装着についてのご相談はもちろん、それ以外の気になる事やお困り事など、様々な面での相談窓口になりたいと思っています。

ぜひともお気軽にお立ち寄りください!

 

 

 

戻る